桜井進は內向的な少年で、色々なことを諦めて生活していた生真面目な母親の小言、それに反抗もせず従うこと。ずっとこんな虛無的な日々が続くのだろうと思っていた。ある男に出會うまでは……。その男、村越進太は、進の生活に劇的な変化をもたらすことになる。「催眠術」という、突拍子も無いモノを教えてくれることで……。