変わらぬ毎日に疲れた美人OL祖母の言葉を思い出して彼女が訪れたのは、山間のひなびた溫泉宿…。「女の一生はその珍寶を探し出して極楽浄土で暮らすか、探し出せずに地獄で暮らすか、どっちかじゃ」女を幸せにするというイチモツとの縁の話を、陶子は思い出した――――投稿された読者から體験談をもとに綴られた、淫らに狂うとある女の物語。実話の生々しい秘め事を、今宵お屆けいたします。