ある山間の町に、陽光を浴びることができず、人間を下僕にし食料ともする魔の一族がいた彼等は自分と異性の人間を見つけ性行し、絶頂の時にその相手の首に牙を差し込む。しかし、その血塗られた一族の中から真剣に獲物(人間)を愛し、呪われた掟を破ろうとするものが出てきた。その一族の少女リュティシアと人間の青年ショウは毎夜、人を忍んで森の中で會っていた。彼等の許されぬ戀の結末は…。